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ゆっくりした ときの流れのなかで


新しい紳士の生徒様を
お迎えしました。


オンラインで体験レッスンを受けていただき、
昨日は初日レッスンでした。

以前、コロナ前に
手ほどきを受けられて
発表会など、ステージも3度ほど
出演されたそうです。




コロナ蔓延でレッスンをストップされ
おひとりで
ピアノを楽しまれていたそうです。



年齢を重ねていきますと
様々な人生模様があります。


ご紳士様は
背骨の病になられて
療養を余儀なくされました。

その最中で
私の拙いブログから
励ましを受け取ってくださっておられたそうです。





初回のレッスンで対面しまして
第一印象、
温厚でほんとに良い人生を生きてこられた方なんだなぁとすぐに感じました。

とともに

驚きましたことは

大きな花束を持っておられたこと!


レッスンを続けながらも
療養している私へのお励ましでした。

「これが先生です。
 そして周りのお花たちは
 生徒さんたちです。」

と 花束のお花をそっとゆびさしながら話されました。



生徒さんは
花言葉『 元気、回復』をテーマに、店員さんに尋ねられながら
ご自分でチョイス、
構図もご指示されたそうです。


「たぶん店員さん、心の中で
『ずいぶん 細かい指示するな〜 このオヤジ❗』と思ったかもしれません😆」

とおっしゃられる素敵さです。


なんという
あたたかなお心でしょう。


感謝で満たされました。





生徒様は 
もう一度基礎から丁寧に楽しまれたい、というご希望です。


母国語のように自然体で音世界を捉えて
また 
いかにリラックスして弾けるか
ということを
指導させていただきたい


豊かなピアノ時間をきっと
味わっていただけると思うと

ほんとうに嬉しいです。

 
神さま、ありがとうございます。


どうか、
ご紳士生徒さまに
音のよろこびが満ちますように。


痛いながらも復帰された
おしごとを通しても
ひかりが満ちますように。