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思わず聴き入ってしまう

おはようございます。お元気でいらっしゃいますか。さいたま市緑区ピアノ教室のまえだやえこです。さいたまは 夏のように暑く感じる日が続いています。レッスン以外はノースリーブで過ごしてしまうほどですが急に気温が下がることも考えられますよね。みなさまも気温調節をなさり、水分もとって ご自愛くださいね!
今日は 「思わず聴き入ってしまう」というテーマのお話をさせていただこうと思います。関心がおありでしたら どうぞお読みください。 

みなさまは 日常で「思わず聴き入ってしまう」ということはありませんか。

その時は どんな 感覚になっていらっしゃるでしょうか。


遠くから 聞こえてくる 鐘の音。

今日の深夜には「なぜ、いま、ここで?」と 不思議だった カエルの鳴き声。まどろみのなかで 耳を澄ましていました。

また、果てしない 感覚に 誘われる 夜空の星のまたたきも  こころの深みで何かが聴こえる感じがしませんか?




例は音楽ではありませんが、たとえば 美術館に行かれたとします。
フランス印象派の代表的な画家 モネの絵「モネの庭」が 目の前にあらわれました。

それが 畳1枚くらいの 手を開いても届かないほどの大きなサイズだったとしたら…。




ことば を 飲んで  ただ 見入ってしまうのではないでしょうか。




絵の奥に描かれている家。
ひろがるのは アヤメかしら スミレかしら。

その色合いに見入ります。
すると 目の奥にグッと深く深く 広がっていく感覚になりこころが奪われていきます。

すると自分から解き放たれていきませんか。

自分自身を忘れて、まなざしが  ひたすら美に向けられていき、自分のなかの  どこかが満たされるのを感じないでしょうか。


そのときに  「いのち」は 今まで感じたことのなかったほどのよろこびに 満たされる。

そして内側が 新しくなっていくのを感じます。



ピアノを習いたい と思われた 人は
弾くことを通して 今まで感じたことのない何か…を 無意識に期待しているのではないか、と思うのです。


淡い期待…は
「こころを奪われるほどの 美しい音色」かもしれません。

それは もしかしたら 自分の中から 引き出されるのではないかしら。

そんな 憧れのような 願いが  密かに おありになるのではないでしょうか。



思わず聴き入ってしまう音色を生み出せたとしたら



それは 叶います。
どんな小さな子も、ご年配の方も 叶うことなのです。


こころがときめく音を


願っていったら かならず 見出せるのです。




それは 「自分のこころの深みで 音を聴く」プロセスによって 可能になるのです。

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今日もあたらしい日がはじまりました。

大空を仰ぎ 思いっきり 伸び、ゆっくり大きな円を描くように広げて深呼吸をしました。
空はどこまでも 澄み渡り、鳥が大きく羽をはためかせて 泳いでいました。

きっときっと今日も こころみたされる一日になりますね!


どうぞ お幸せでいてください。
感謝を込めて。

さいたま市緑区/浦和区ピアノ教室
まえだやえこ