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3歳のレッスン(おとなも同じ)

おはようございます。お元気でいらっしゃいますか。さいたま市緑区ピアノ教室のまえだやえこです。今日も 夏の名残を感じられる朝でしたが、やっぱり 青空っていいですね!

今日は ピアノを弾くことは シンプルです!という内容を 3歳の生徒さんのレッスンを紹介しながらお話させていただきます。

3歳。
リトミックをはじめようかな。でもピアノを弾きたがっているのよね。ピアノ教室の個人レッスンに行きたいけれど 早すぎるかしら。

そんな思い、ありませんか。

お母様はきっと たくさんのお教室情報を集められたり、また、グーグルで「ピアノは何歳から習うといいの?」など検索なさったり されるのではないでしょうか。

だいじょうぶです!その子の位置で 響く 基礎ができますから!


まず、ピアノが弾けるようになる 要素ってなんでしょう。

これがわかれば ずいぶんと 感じ方がシンプルになりますよ!



♪要は3つだけです♪


♡音をよむことがワクワクする

♡リズムって なんて うれしいの!?

♡きれいな音色にうっとりしちゃう

その要素をワクワクするように体験させてあげるだけ。

シンプルであること。(単純)



そして、今していることが、近い将来 ピアノを弾くことに どう結びついているか、ということが お母様にちゃんとわかること。そうすれば、お母様の安心と ワクワク感がお子にも自然に流れます。ママもうれしそうって。その結果 安心して レッスンにゆだねて夢中になれるのです。

ときめきしか あげない


実は、わたしには この年齢のレッスンから 結びつけたいところがあります。それは、「美しい音色を生み出したいと思う心の栄養素」となること。

レッスンのすべてはここに繋がるといっても過言ではありません。

なぜ「美しい音色」にこだわるのか

なぜなら、弾けるようになったとしても、ただ弾く だけでは  かならずあきるからです。自分の出す音色に ワクワクしなければあきる。

もしかしたら  そのことに気づいていらっしゃる方は少ないのではないか、と思うのです。

でも、無意識の範囲では感じてしまっている「あきている」「ワクワクしない」感覚。それが言葉にのぼるまでにわかれていないだけ。

なぜワクワクしないか、というと、自分の出す音色に ときめきがないからだと思うのです。


それでは ときめく音色を生み出すにはどうしたらいのでしょう。



こたえは実にシンプルです。

1音だけ しか 弾かない ちいさなうちに
きれいな音色と そうじゃない音色の違いが 感じとれる 耳と こころを 育ててあげること。




目の前の「3歳」のおちびちゃんは、まっさらです。

弾きたくてたまらない。

そのあこがれを 実際の「弾く」に繋げてあげる。

シンプルな 「要素」を 丁寧に深めることだけをとおして!




♪レッスンで意識していること
レッスンでする ひとつひとつのことをなぜ 何のために やっているのか、をレッスンのなかで まるで呟きのように 伝えています。

先々に自由に美しく弾いている姿に繋がるイメージが見えるように。

すると お母様の内面で、お母様ご自分自身も育っていく感覚が持てると思うのです。

そのことは大きな安心につながるでしょう。心配がないことはとても大切です。安心と内面の静けさこそ、集中して委ねることができるからです。


ひとつひとつのすることに じっくり 浸ることは 深い喜びであり、癒しです。

実は おとなも 同じ!みんな同じ!


今日は3歳のレッスンを例にあげましたが、こどもだけではなく、おとなも同じです。

どんなに 長くて音が多い曲になっても、ひとつひとつの音の集合体が「曲」ですから。

今日も新しい日がはじまりましたね!
どんな1日になるでしょうか。
きっとワクワクすることがありますね!

私もみなさんと一緒にがんばりたいと思います。
お幸せでいてください。

たくさんの感謝を込めて。

さいたま市緑区 / 浦和区ピアノ教室
まえだやえこ