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かならず実る

おはようございます。お元気でいらっしゃいますか。
さいたま市緑区ピアノ教室のまえだやえこです。
昨晩はピアノ指導者の親友と深夜1時まで話し、指導内容をわかちあい、考え深め、また明日からのレッスンに希望を抱き、こころ満たされ眠りに入りました。そのよろこびは普段とおりの5時に目覚めさせてくれ、いつものように 身支度を整えウォーキングとトレーニングに出かけました。
きっと親友も いつものように エネルギー満たされて はじめていることでしょう。

今日の空は果てしなく広い。「彼岸」という言葉が内側から湧いてきました。春分の日  秋分の日を中とし、7日間のことを「彼岸」といいますから、まさに今日は「彼岸」の期間です。しかし たとえ その事を知らなくても「彼岸」…彼方への岸の次元を知らされ、「永遠」へと 想い誘われる空でした。

3歳は3歳の今しか出来ない体験を

この夏、教室に3歳の生徒さんが2人入られました。ふたりとも 「弾きたくてたまらない」。その弾きたくてたまらず、おもちゃのピアノで夢中になる幼な子を見て、「早すぎるかしら」と不安を抱えながらもホームページを検索し この教室を探して来てくださいました。
ふたりとも それぞれに 自分の世界の物語があります。


遊びは最大の学び

素材はシンプルに。そのシンプルな素材、例えば 音譜やリズムのカードを使って、創造していきます。それぞれ、お話を作ることが好きだったり、ピアノを即興で夢中で弾き続けたり、自分の中の 「おんがくのせかい」があるようです。

その世界の中で どっぷりと遊ぶ体験。五感をすべて解放し、音をかきいだいて過ごす体験は かけがえのない 時間になるでしょう。

楽しければ 記憶に入ってしまう。
音譜リズムカードで リズムの種類とそれぞれの長さは1回で覚えてしまいました。
音楽記号も楽譜はまだ読めなくても覚えてしまいました。


シンプルな素材を豊かに活用して

こどもの「いま」、こどもの独自の内側で遊ぶ 音の世界があります。こどもは 素材が少なくても 自分の世界の中で遊べる天才です。

くるみわり人形の葦の踊りや花の踊りを聴き入る その姿。彼女の内側に起きている 音の広がり。
2、3年たてば、幼児から小学生になります。社会をどんどん知っていきます。

だからこそ、社会に生きる自分の かけがえのない「内側に果てしなく広がる世界」を 気づかせてあげたい。宝探しのように掘り続けるよろこびに 導いてあげたいと思うのです。

私たちは 幼い年ではなくとも、自らに幼な子のこころが在ります。「永遠へ想いを馳せる」 なんの損得もない世界。
その 内側の世界を 豊かに感じ、現実をも力強く生きていけるとしたら、どんなに生涯は よろこびに彩られていくでしょう。


最後に 今朝  浮かんできた 詩を書かせていただいて終わりにしますね!

私の好きな詩

流れのほとりに植えられた木。
ときが来れば実をむすび
その葉はしおれることはない。 
その成すところは みな栄える。
        (昔の人の詩)
実りへの季節へ向かう彼岸の日。
永遠のやさしさを感じながら1日をよろこんで過ごしたいです。
今日も お元気でお過ごしくださいね!
感謝を込めて。
さいたま市緑区 / 浦和区ピアノ教室
まえだやえこ