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七夕の日 出逢う

みなさま いかがお過ごしですか。
1週間が終わると ほっとしますね。
ほっとする空間で、食事をし、したいことをし、心のよろこぶところを大切にするとき、癒され、新しい力が湧いてくるのを感じます。この「よりどころ」。それは実は実は自分の深みにあるのだ、とピアノから教えてもらってきました。
毎日 生徒さんを迎えるにあたり、生徒さんひとりずつを静かに思う時間をとります。生徒さんが弾いている曲を、また生徒さんがレッスンで弾いている姿を思い浮かべます。生徒さんの音に満たされ弾く姿を。すると次第に 言葉が湧いてきます。音楽の願いでしょう。それを小さなメモに書きます。そしてレッスンを待つのです。
ウエルカム!  
玄関の中のすぐ右手に母の刺繍作品が加わりました。

「馬車に乗るのは無限大に広がる夢=X。
竜は想像上の動物。夢を守る守り神。
消えない灯りで照らされた馬車は 守られて どこまでも広がる生徒さんひとりひとりの夢よ!」

母の作品のどれもに わたしは音楽の願いを見ます。
生徒さんは 学校から帰り、また 日常仕事から 早足でレッスンに到着します。息もあがり、日常で また町々で目にした情報で、心も頭もいっぱいでしょうか。その心と身体が音に入りやすいように レッスン始めには ほんの少しの瞑想とストレッチを入れています。次第にくつろぎを感られます。それから安心のなかで弾き始めてもらいます。
わたしの願いは ひとつなのです。
それは、生徒さんが音の世界と深みで一心同体になること。
どうやったらそうなれるのでしょう。

しずかに 楽譜を見入り その音を丁寧に鍵盤の上で紡ぐ。
これだけです。
その  音の感じ方や弾きかた。楽譜の捉え方。これがレッスンの内容です。

それを言葉にし、伝え たっぷり実践してもらいます。その内にみんな気づいていくのです。どんな性質の音を出すべきかという答えは自分の深みにすでにあるということを。
小さな子にも、おとなの方にも、ピアノを専門に学んできた方にも、ピアノの先生にも、みんなみんな  レッスンを受けるすべての生徒さんに 習得してほしいことは このことだけ。そう言い切ってもいいと感じています。
プティ!プティ!はるちゃんが 君にバースデーカードを書いてきてくれたよ!見てごらん!
なんてうれしいでしょう!ねっ!可愛いいね!
よく似ているね!じょうずだね、はるちゃん、ありがとう。
今日はおとなの生徒さんの結婚式に招かれています。「少人数のアットホームな雰囲気にしたいんです。先生、寛いで楽しんでくださいね!」と話し招いてくださった その優しさに心温まります。私は 祝福を込めて 「アラジン」より「ホールニューワールド」のピアノ演奏をプレゼントさせて頂きます。
七夕の日。彦星と織姫が年に一度心待ちにして会う日。
こころの深みに降りて音を紡ぐ時に その優しさに 毎日毎瞬 目見え 「ともに在る」ことができるのです。この奇跡のようなよろこびは日常にあるのです。
みなさまにとっても こころときめく日曜日となりますように。
お元気でいてくださいね。
ただ今満員御礼ですが通いたい!と思われる方に通ってほしいという願いはいつも持っています。ご希望があれば在籍生の時間を調整し2枠可能です。

指導者の方の指導もさせて頂いております。詳しくは直接ご連絡ください。