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歴史は音とともに育まれて


土日のさいたまは
とっても寒かったです。

三寒四温のなかで
新しい季節へと移行します。





寒空の下
お庭のクリスマスローズが
咲きました。

クリスマスに
咲くわけではないのに 
どうして
クリスマスローズって いうのかしら。



下は↓

なんのお花だと思いますか?



さくら  ?
もも  ?



正解は
アーモンドの花🌸だそうです。

桜より大きな
まるで紙風船のような
ハラリとした
やさしい 面影。

生徒さんのエリさんが
お庭に咲きましたよ!
届けてくださいました。


満開の週末は
夫婦で
おうちお花見🍡を楽しみました。


生徒さん達も
みんな、

「きれいですね!」
と 
同じように
なごやかな
優しいお顔になりました。




春は
どうして
こんなに やさしいのでしょう。





先日
お花のような
若い若いおともだちの
お祝いをしました🥂


わたしには
僅かな
お気に入りの
馴染みのお店があります。



そのひとつへ。


ソムリエさんのお話は
いつも
五感が 豊かに動かされ

いろんな土地へ
連れて行ってもらえるのです。


なごやかで
自然体でよろこび響き合いながら
シェフの生み出す皿。
たっぷりのとれたて野菜と、
新鮮なお肉や魚介を
鮮やかな美しい盛り付け。



おなかだけでなく、

すべてで
しあわせの種類を
知らせてもらえて
味わえて、


たいそう
若いおともだちも
よろこんでくれていました。


その、若いお友達から
たくさん
おはなしを聞かせてもらいました。





その中で
印象的だったこと。

それは、

大変な時代を生きてきたのに、

この節目の時にあって、
「ありがとう、先生」
と、
たくさんありがとうが出てきた姿。





わたしは
その子のピアノの先生ではありません。

ですが、
先生  先生  と
甘えて
話をきいてください!と
飛び込んできました。
ごはんも
よく ご一緒しました。

その時は
ただ
一緒にいて
お話をきかせてもらっただけです。



ピアノ教室では
大きく成長した生徒さんが
多いので
なかなか機会がもてませんが、

食卓でのおもてなしは
わたしの楽しみでもありました。



ふりかえれば

わたしも
同じ年代の頃
近く遠く
そっと
応援してくださる方がいました。


そのときの  ぬくもり
そのとき  励ましていただいた
その感謝が
自然に動かすのかな。

その方々は
みなさんおっしゃいました。

「やえちゃん、
   お礼なんて20年早いよ。
   おじちゃんの(わたしの)歳になったら
   おじちゃんを(わたしを)思い出して
   ご馳走してあげてね。」


思い出しながら
そのときのご馳走が
鮮やかに浮かんでくるのです。



そして
彼女の年代の頃のみずからを
ふと思いました。







「ありがとうございます。
    ありがとう。
    ありがとう。
   おかげで いまの わたしがあります。」





どの歴史も
音のなかにありました。

曲と共にありました。

励ましてくださる方がいました。



新しい季節がはじまりました。




教室は
しずかで シンプルな空間で
音にたっぷり浸り 
紡げるように
整えて
お待ちしています。


ピアノは
あなたの すべてを
受けとめてくれる
やさしさ。
くつろぎ。
ぬくもりです。

わたしも
わずかであっても
音楽のような
愛であれますように…
ささやかな願いです。




音と ぴったり
ひとつになり、

メロディーを紡ぎ
響きあうよろこびを
さあ!
深めていきましょう!


さいたま市浦和区ピアノ教室
まえだやえこ