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体験レッスンから学ぶ




新しい 出逢いは
原点を 確認 できる
大きなめぐみです。






きっと
期待と
ちいさな緊張を持って
ご連絡くださったと思います。




お会いする前に
できれば電話で
20分くらい
お話を聴かせていただいています。


 

自由に質問などをしていただき、お答えします。

なにか 心配など ありませんか




しばらく しずかに 間があった。


そして

ポツリと話された



はい....

はい。

あのう

今は 知っている曲とか
楽器に 入っている曲をたどって
こどもは 今
夢中に弾いていますが

教室に入ると
「基礎だから」
知らない曲ばかり
弾かなくちゃ  
いけなくなったとしたら
楽しく続けられるかな
それが
心配です。



まことに たいせつな 質問だと思うのです






よく お話してくださったな、
と。




そうだ。


レッスンに慣れていく中で

親御さんにとって
いちばん辛いのは
「やりなさい」
と言わなくてはならないことでは
ないだろうか。




現代は
コーチングやティーチングが
はやっている。

どう 声をかけると
自らが動く こどもとなるか。

しかし、語りかけをかえて
「やってごらん」
「できるよ。」
と、優しいことばに  
変えたとしても

それは 
親の願いを 子に かけている
という  負担感は
あまり変わらないのではないか。





言いかえると
親御さんの こころの願いは

こども自らが 
みずから の 意思で
弾くこと

ではないだろうか。




親御さんは見守るだけ。

親御さんが協力しなくては ならないピアノは 無理がある








親御さんにも
親御さんの すべきことがあります。



そのことは
ほんとうに 大切なこと。






なぜなら、
すべきことに向き合える
親御さんの こころのゆとりは、
家庭に 癒しと 安らぎを
もたらすものだから。


その大切な時間を

学校の宿題に加え
ピアノのチェックも
あるとしたならば。


時間にも
こころのゆとりが 
失われてしまわないだろうか。


そのストレスは
ちいさくみえても
積み重なると
大きくなるものだと思う。













ピアノを習う原点は?










よろこび 弾くこども の 姿を 
見ることのできる時、

我が子を
素敵だ と 思う
お母様の よろこびは
どれほど の 幸福だろう。


こどもが
行き詰まるように見えるとき、

自らの内面に向き合い
意味と価値を見出そうとする
我が子の姿を見て、
どんなに成長をかんじられるだろう。






音楽は 日常に 響く


ちいさなこどもも
ちいさいなりに理解して
自立して
しずかに 続けていけたなら。