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「信頼」は ひとを 活かしていく

今日は
書きたいことが絞れない。
レッスンでのことも沢山ある。



やっぱり
このことは書いておきたい。



昨年の10月14日、
年長さんから教えてきた生徒さんの
結婚式だった。

今日は
彼女の20代最後の誕生日。

わたしが
音大を卒業してすぐの生徒さんだ。

彼女のお母さまは素晴らしい方だった。
いつも微笑み、
こどもを信頼されていた。

彼女が高校2年の冬の寒い日に
天へ還られた。

それまでの歩みを忘れることができない。

愛する母が病と闘う姿の傍で
彼女は弾き続けていた。
お母様はおっしゃっていた。
「優のピアノが私のやすらぎです。」と。

たくさんのレパートリーがあって
ほんとうによかった。

いろんな質のやさしさと慰めを
娘の紡ぎだすピアノから、

お母様は全身全霊で
受け取っておられたに違いない。


美しい姿に感動し、
しあわせな生涯を祈りながら、
ひとり しずかに
懐かさに浸る感覚があった。


彼女のお母様は、
当時 
若くて不足 多い者であるにもかかわらず、
信頼してくださった。

コンサートなどには
親子で足を運んでくださり、
演奏をよろこんでくださった。

きっと
先々の娘の音色を
この者の音色から
聴いておられたのだろう。

そして
娘の生涯に
よろこびの響きが常にあることを
知って、託しておられたのだろう。

「信頼」

なんと美しく、
また深いものだろう。

わたしは、
自分自身すら、
ときに信頼できなくなりそうに
なるものだ。


しかし、
ふと 想いが与えられる感じがした。


「お前がお前自身を信頼できなくても、
   わたしはお前を信頼しているよ。」
と。



「12月はすごく仕事が
   忙しくなりそうなんです。
   でも、
   クリスマスコンサート&パーティ
   が楽しみで、頑張れそう!
   楽しみでならないんです。」

アンサンブルの生徒さんの言葉。


「ピアノに向かう時は
   素のままの自分になれます。
   同じように 
   やえこ先生のレッスンは
   素のままの自分でいられるのです。」

お姉さんくらいの年齢
生徒さんの言葉。


こころから感謝します。

ほんとうに ありがとうございます。

ちいさき者に
希望とよろこびを寄せて
慕ってくださる方々に。

みんな みんな
それぞれの人生を
一生懸命に歩まれています。

そのただ中に、
このピアノのある空間が…
この者の存在が…

ひとりひとりが
輝きに満ち、
よろこび響きあう 
スイッチのひとつとなれたなら。

とびきり 美しい 季節を
しずまって待ち望んでいきます。

レッスンではありません(笑)
お互いに合わせたい!との希望です。
合間に合わせる楽しみ!
わたしは楽しませてもらう➕
見守り、応援団長です♡
このケンハの渇いた音色。
語り歌。
たまらない〜♡好きです♡

海外赴任の期間吹けなかった
トロンボーン。
3年半ぶりに再開。
音楽づくりのレッスンに
通ってくださっています。
持ち曲は他にありますが、
わたしの無茶ぶりで
「カッチーニのアヴェ・マリアしてみたいなあ」。初合わせ!もう最高に楽しい♡
最高地点には全部アップしたいな♡


今のレッスン曲、
レパートリー曲を弾いた後に
「ねえ、合わせよう!」
と声かけた!
生徒と先生を超えて、
ともに響きあうよろこびの時。