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えらぶこと そして 続けること


おはようございます。

あたらしい朝です。

曇り空。
雨がふりそうな空。

晴れていたら
もっと気持ちいいのにな。

そう思うけれど

でも
こんなお天気もありだから
たんたんと 
過ごしていこうと思う。


日常の習慣が
わたしを  
ささやかなよろこびに戻してくれる。




きまったピアノの曲を弾きはじめる。



つぎ
つぎ
つぎ。

生徒さんをお迎えして
ともにピアノに向かい


おひるごはんタイムがあり

また
つぎ
つぎ
つぎ

たんたんと弾いていく。


そして
ふたたび
生徒さんとピアノに向かう。





  
シンプルな日常。



ひとり
音に向き合う。



ひとり
音のなかで
思い巡らす。





この日常を紡いでいくこと。


そのために

もの、ひと、ことを少なくすること。

生活をシンプルにし
第1のものを  第1にすること。




第1のもの。

音は愛である。
音を想う想いだけで
音を紡ぎ続けること。


習慣はちからだと思う。

意思を使わなくても
動いてしまえるようになれば
脳はリラックスしている。

その習慣のために
多くのことを手放してきた。




時間には限りがあるから。
頭もこころも
いつもシンプルで
ピアノに向き合いたいから。




ひとりで音に向き合う。


音の中に浸ると
音楽は
甘美なやさしさで
いつも招き続けてくれる。

ひとりは
時には寂しくなる。



でも
ひとりで向き合うからこそ

ひとりにならなくては
見えないものがあることを知ってきた。









私にとって
レッスンは
なにより大切。
音楽から与えられている
大切なしごとであり
よろこび。


そのほかの時間に
日常ごと…     食、掃除、がある。
睡眠時間もある。
それらも慈しみたい。



そうすると
残りは
わずかな限りある時間。



その時間に
わたしは
音だけに向き合いたい。


自分が弾ける以上のことは
教えられない。
弾けない曲は
生徒さんにはあげられない。
ならば「弾ける」を育みたい。
 

生徒さんに
日常には
どれほど
ささやかなよろこびが満ちているか
音から見出していく力を知らせたい。

それは
音で表現することができ、
 想像をはるかに超えるよろこびであることを楽譜から読み取り伝えたい。



さらなる演奏からの満たしを得るために
技術の向上をアドバイスしたい。
 
   



音楽は日常を包み
やさしさでまとう。

よろこびを見出す眼を
育みつづける。

人生がどれほど
よろこびに満たされているかを
知らせるものだ。



だからわたしは 
今日も弾く。



さいたま市緑区 浦和区
ピアノ教室
まえだやえこ