さいたまは桜が満開です。皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
小さな庭の地面からは、冬の間栄養を蓄えた宿根草の根から芽生え、ふと気付くと今年も咲き始めています。
新しい生徒さんもお迎えし、新しい季節が始まりました。
このお教室が お一人お一人にとって
ほっと寛げ、音の中でうんと憩ってほしい。そして、その喜びを音を通して表現して頂きたい。
その願いから、レッスン時間をたっぷりお取りしています。
それで、お母さまも安心してお話しできる雰囲気があるようです。みなさんゆったりとお話しくださいます。
そして、お話を聴きしながら、お母さま(大人の生徒さんはご本人)
は本当にお子様のために日々心も体もフル回転でよくなさっているなあ・・、と思うのです。
こころから、
「毎日毎日、ありがとうございます。
おかげでお子様は安心して健やかに成長し、ピアノも弾けるのですね。」
そうお伝えします。
そして生徒さんのピアノを通してご家族にも喜びがひろがってほしいなあ、と願っています。
「ママが むかえにきたら きかせてあげるんだ😊」
迎えにいらしたお母さんは45分で変化したお子様の演奏にじっと聴く。
弾き終わるやいなや満足げにママに飛びついていく幼い子。
その姿はご家族の喜びであり
安らぎになっておられるようで私まで幸せを頂いています。
つっかえずに自由に弾けるようになるためには諦めず何度も弾く必要があります。
その大切さを体得するには、皆様、どんな工夫ができるでしょう。
レッスンでも粘り強く何度も弾いてもらいます。
そこで私はゲーム感覚にしちゃいます。
弾き始め、つっかえつっかえでも100点をあげちゃいます。
「今の一回は100点!すごい!。次の一回はまた100点あげよう!
その100点を誰かにあげてもいいよ!」
「うん!じゃあ、おばあちゃん!。」
「次は おとうさん!。」
「次は あったことないけど 死んだおじいちゃん!。」・・・。
気づくと500点以上になり、すっかりアンプで自由に弾いているのです。
こんなエピソードをお母様にお伝えすると、目を細め、優しい笑顔でおっしゃいました。
「レッスンに通うようになって娘の新しい表情に気付けて、嬉しいです。」。
最後のエピソードをお話させてくださいね。
3枚目の写真は中学生になる生徒さんにプレゼントしたハードカバーのノート。
もう数枚ぎっしり丁寧な文字で何かが書き綴られていました。
レッスンの時にその子が言いました。
「今日のポイントとか、心に留めたらよい秘訣をこのノートに書いてください。」
子供には(大人も)本来美しいものに憧れ、一致していきたい願いがあるのです。
それを安心と信頼されている眼差しと関わりの中にいる時、
自然に豊かさから豊かさへ、どこまでも伸びていくように感じませんか?
今週もお元気でお過ごしくださいね。
♪今日は、古典的な曲をお届けいたします。
バッハのオルガンカンタータ639番をピアノに編曲された曲です。
さいたま市 ピアノの響きに満たされた空間 まえだやえこピアノ教室
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山本満代 (日曜日, 09 4月 2017 18:19)
先生❗
いつも お世話になっております
ピアノを 弾ける事は 本当に 恵ですね 我が家の 子ども達を 見て そう思いました
明日から 新学期です
今年も 先生を通して たくさんの 音を 味わって 欲しいですね❗
いつも 感謝します❤
まえだやえこ (日曜日, 09 4月 2017 21:38)
山本さん、メッセージをありがとうございます!
本当にピアノが弾ける事は恵みですね。
お子様達が楽しく ぐんぐん上手くなり嬉しいです。
お母様、これからもおふたりを通して楽しまれてくださいね!
明日は中学校の入学式、新学期ですね。
いつも応援しています!