音のなかに在って

おはようございます。お元気でいらっしゃいますか。さいたま市緑区ピアノ教室のまえだやえこです。今朝はひんやりしています。どんよりとした空の下、天候よりも歩きたいことに小躍りするプティとウオーキングトレーニングに出かけました。
台風の被害。
それだけではなく、個人個人では色んな変化があったりもします。
家族や家族として共に生活してきたペットの体調不良。ご本人のことではないとしても、大切な存在の変化は揺さぶられるものです。

どうか安心してください。だいじょうぶです。音に響きあって共にいさせてもらっていますよ!


「おやすみしてごめんなさい、心配で家から出られないのです。そばにいてあげたくて、」と丁寧におっしゃって 私はその思いに響きあいました。

生きる日々は ポジティブで元気な時ばかりではありません。
「このくらいで どうして気持ちが落ちゃうんだろう。」と誰もがそう思うことがあります。
その 日常の中で私たちは生きているのですね。

生きる糧 生きるエネルギー


生きる糧と生きるエネルギーが湧いてこないこともあります。

重い空の下にいて

今日、重い空の下でトレーニングをしながら、とっさに思いました。
「地球が 世界が 地域が  ひとりひとりがひとつで存在している。ああ、私はそのひとつに撒かれて芽生えたらいいんだ!」
とっさに思った このこと はどういうことだろう?
トレーニングしながら突如湧いてきた「思い」に聞きました。
広すぎる世界が、 国が、地域が、状況によって不安定になると その下で一粒のように在る私も硬くなることに気づくのです。
しかし、重い空を突き抜けた上には あたたかな太陽が在るのです。

その太陽を心の中で仰ぎ見て、硬くなった「種」のような自分は手を思いっきり開いてみました。すると次第に身体もハートもゆるやかに大きく広げられ 柔らかくなるのを感じました。その柔らかくなった「種」である自分をイメージの中で地面に撒きました。しずかに時を経て芽生え、やさしく横に緑を広げていくのが見えるようでした。

やさしさは どんなときも共にある


ああ、私は地に撒かれてしまおう!そして柔らかな大地で芽生えさせてもらって わかちあえる実りを結んで頂いていこう!

ひとり は小さい。でも撒かれたら多く実を結ぶ

そうです。自分の種のちいささに嘆いたり、可能性を見ないなんて悲しいでしょう。小ささの中に やがて大きく実を結び 空と響きあい 酸素を沢山生み出す木へと育つことを見よう!
さあ!「音」という太陽に向かおう!
浸ろう!交わりすごそう!
「私」という枠がなくなるほど感動になるまで!それがきっと「種が地に撒かれる」ことになるんだ!

どんなときも大丈夫!

生徒さんも また同じなのです。可能性に満ちている「1粒の種」なのです。音にむきあって頂くぬくもりを宿し、太陽となり、今日も迎えよう!高熱が出ておやすみになった小学生の時間には彼女の弾いている曲を弾いて響きあおう!

音の世界には優しさと希望に満ちている

揺れてもいい。不安でもいい。迷ってもいい。そのままでその自分を抱きしめよう!そのままで音の愛に浸ろう!

菊花開

この時期は菊が花を咲かせます。「菊花開」は季語のひとつです。
今日も新しい日が始まりました。
自分の速度で 自分のぬくもりを大切にしながら 小さくても美しい花を咲かせ、実りある時を過ごしていきましょう!
いつもありがとうございます。今日もお元気でお過ごしくださいね。

沢山の感謝を込めて。

さいたま市緑区/浦和区ピアノ教室
まえだやえこ
*写真のひとつは母の家の一角です。

小学生がレッスンで弾いている曲「乙女の祈り」です。彼女もおうちで弾くでしょうか。