おはようございます。さいたま市緑区ピアノ教室のまえだやえこです。お元気でいらっしゃいますか。今日は曇り空。台風が近づいてきている 不穏な感じがします。ああ、地球が癒されたらいいな、と思います。
レッスンは流れがわかっていた方が良い
このところ、レッスンの流れを生徒さんご自身が予想できるように意識しています。そしてそのレッスンの流れが自然と定まってきたように感じています。
生徒さんが「レッスンは、これからはじまり そしてこの流れで終わる。」ということが分かっていたら 枝葉の出来事に心も頭も奪われにくく、今することに集中しやすくなるのでは、と思います。
はじまりに大切にしていること
最初に3分ほどのトレーニングをします。
指強化のトレーニング。
手首を柔らかくするトレーニング。
肩回し。
中心軸を意識するトレーニング。
そのひとつひとつは とっても気持ちいいです。そしてご自分の身体とむきあうことができます。それが「弾く」時にどんなよい影響になっているか、をさりげなくお伝えします。
「弾く」ことは 身体も心も音に没入していくことだから
リラックスしているから 音に入っていけます。身体と心と音とが ひとつになれるとき、音色に質感が生まれます。
ほしい音がわかり、出したいと願い、聴きながら打鍵できます。
音楽は 存在から湧いてくるもの
音楽はひとりひとりの存在にすでに佇み、交わり 響きあい 紡ぎ出されて 空間を満たすことを待っている、と私は受け取っています。
自分の存在に聴き、曲の深みに聴き、未来の「これだ!」という演奏に尋ね聴いていく
このプロセスが「ピアノを弾く」ということです。
紡ぎ出す音は 自らのみならず 自然や歴史をも癒す
1929年製のベヒシュタインは歴史の悲しみを見て 生きてきたでしょう。ただ静けさを保ちながら。燻銀の輝きを纏いながらも決して主張せずに謙遜に生きてきたように感じます。
その大いなる懐に憩いたい。
その時、自らの悲しみとも響きあうこととなり、やがて その響きはすべてのひとや自然の悲しみをも共鳴して 音となり消えてゆく。そうだろう、と知らされているように受け取っています。
レッスンの時間は 日常でありながら日常を癒す時間
だからこそ、レッスンでは集中が必要。音に向き合う意外に気を回さなくてよいよう、 空間や空間を満たす雰囲気は大切だと思っています。
みなさまにとっての「癒し」はなんですか
みなさまにも、みなさまの「癒し」がおらありでしょう。
それを近くにいてくだされば そっと伺いたいです。
その 素敵なみなさま おひとりおひとりの「癒し」と どうか私も響きあわせてください。
時間も空間も超えますが、そのことを自然に やさしくリラックスの中で感じながら しあわせを頂きました。
昨日の練習記録簿 リストの「ためいき」から40秒です。
日常に響くピアノのとき を少しわかちあってくだされば嬉しいです。
今日も新しい日がはじまりましたね!
今日もよろこびがありますように。
自然のあらゆる生かされている存在と、やさしさをわかちあえますように。
感謝を込めて
さいたま市緑区/浦和区ピアノ教室
まえだやえこ