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大好きな先生仲間からの
お誘い。
ときめいた!
しかし
やすみに入っても
自宅で
ずっと終わらぬ仕事に向かう主人。
4日から
ようやく休みに入ると聞いていた。
残念だったが
また次を楽しみに
させて頂くことにした。
なのに
主人ったら
自分は
テニスを朝から夕方まで
入れてしまった様子。
‼️
「ご、ごめん。
僕のテニス🎾は君のピアノと
同じなんだよ!」
だなんて、
笑ってしまう。
もう!
それなら出かけられたじゃないの!
と、言いながら、
日没に
夕食を楽しみに帰ってくる
少年のような姿が浮かんだ。
また
足元にくっついている
プティ。
こういう日もあるわ!
と 笑みがこぼれた。
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カーテンを洗い
アイロンをかける。
シーツを洗い
眩しい青空の下に干す。
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![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s80dab053f51b3aaa/image/i5f7346e6ad4c3a50/version/1556951155/image.png)
プティのペースに合わせた。
時間なんて気にしない。
足の裏の感覚を
一歩一歩 感じながら歩く。
しあわせは
すぐに舞い込んできた!
ガーデニングのお友だちが
前庭で
お手入れをしているのに出会った。
花話題がそのまま
あいさつだ。
前庭には
白のモッコウバラが満開を迎え
その下には
紫色のスイートピーや
レースフラワー、
薄い水色の 矢車草
忘れな草などが
そよそよと風に吹かれ
歌っていた。
「モッコウバラはこの春が終われば
庭に移植するって決めたわ。」
「じゃあ、ここでの輝く白は
見納めね!」
「そうね。
今、ここに招く四季咲き薔薇を
検討中なの。」
話は次から次へと膨らんでいく。
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彼女とのはなしは
五感が豊かに動かされる。
まるで 一枚の絵画のように
場所を
彩りで
歌いそよぐ風景とする。
美しい草花に出逢えば
自らの庭を思い巡らし、
ぴったりの場所が閃けば
招き入れる。
あさに
日の沈むころに
愛でる。
そして
永き楽しませてくれ、
花が終わりを告げる頃、
丁寧に種を採取する。
その種を乾かし保管し、
翌年には
ガーデンのレイアウトをイメージし
満開の春を憧れ見、
種を蒔く。
「やえこさん、さしあげるね。」
そんな和やかな
季節季節の分かち合いは、
いつも
もてなしを受けたように
ワクワクする。
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遡って
我が家のオリーブが育ち
鉢が小さくなったときのことの話。
冬は根も眠りに包まれて
緩やかに力を蓄えるとき。
その時の方が痛まないから、と
真冬にも かかわらず
防寒対策をして
共に植え替えをしてくれた。
さて 始めてみれば
根っこがあまりに張りすぎていて
なかなか抜けない。
思い出すだけで
面白くて笑ってしまう。
顔を見合わせた。
そして
吹き出した。
「うんこらしょ、どっこいしょ
なかなか カブは抜けません」
とか うたって
最後には
ひっくり返ってしまい
また
大笑いした
冬の日。
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冬が来て
春を待ち望む。
春の訪れに心ときめき
爽やかな風薫る新緑に
新しい 若い 日々への力を頂く。
その傍に
お茶を楽しみ
パンを焼き
そして
どの日常ごとのなかにも
日ごとの糧があることに
気づかされていく。
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行楽も楽しい。
旅も楽しい。
しかし
ひとりで
日常を慈しみ
部屋いっぱいに風を通す
この時間も
かえがたい
よろこびの時間だ。
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母の新作の
クロスステッチを
眺めながら思った!
ピアノを弾こう。
アフタヌーンに
美味しい
アールグレイを淹れるのを
楽しみに!
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さいたま市緑区 / 浦和区 ピアノ教室
まえだやえこ
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