健やかな時も病める時も・・

台風の影響で雨が降り続くさいたまです。

寒くなりましたね・・。

体調を崩したりされていませんか?

 

今日は、幼稚園の頃からお教えしてきた

ひとりの生徒さんのことをお話しさせてください。

先週の土曜日はYちゃんの結婚式と披露宴があり、お招き頂きました。

本当に美しかったです。

 

そして、こみ上げる想いがありました。

 

とてもやさしく素直な性質のYちゃんは

ピアノに自然体で慕っていて

高校の時も、大学のときも、

銀行に就職し、

海外との取引を任される責任のある日々を送る中でも

 

23年間、弾き続けてきました。

 

傍らで見守る途上に、

悲しいこともありました。

17歳のときに最愛のお母様を天に召されたことです。

 

お母様はご療養中、静かにおっしゃられていました。

「先生、私はYのピアノで癒されています。Yのピアノが大好きなのです。」

 

23年間でYちゃんは

発表会やオーデイションなどを通して

たくさんの名曲を弾いてきました。

 

Yちゃんは、今でも弾き続けている曲があるそうです。

練習していた時の記憶と共に

これからもYちゃんのなかに曲が息吹続けることでしょう。

ウエディングドレスから

シンデレラのように清楚な可愛いドレスに

お色直しのYちゃんがお席に着いた後、

勿体なくも「恩師」とご紹介され、

私は演奏させて頂きました。

Yちゃんのこれまでと、

Yちゃんを愛し見守て来られた

皆さまに囲まれた空間から湧きあがった

即興演奏を・・。

そして、君の瞳に恋してる、を弾かせていただきました。

腱鞘炎で痛み続ける私の左手でしたが、

やさしさに包まれ、よろこびのうちに紡ぐことができました。

美しい宴の最後に

Yちゃんは心を込めて皆さまに

ご挨拶をされました。

 

どれほど皆さまに見守られてきたか。

お母様が天に帰られてからの日々、

お父様とお姉さまが、お母さまの分も担っていつも支えてくださったこと。

そして感謝の気持ちを込めて

静かに演奏されました。

傍らでご主人が見守りながら・・。

ラビンユー。

弾き深めてきた音色はあたたかく輝き、

ご主人様とYちゃんの

ご成長の軌跡のスライドが流れる中、

やさしさと幸せが会場を満たしました。

 

 

私は思うのです。

音楽はひとりの人の人生を

やさしく・・あたたかく・・

そしてかたときも離れないで

寄り添い続けると。

 

お読みくださる方は

様々な位置でいらっしゃると思います。

 

 

 その「わたし」のそのままで

音はいつも寄り添っていると

感じるのです。

 

 

Yちゃんはおっしゃっていました。

ピアノを弾くとき、

お母さんをとても感じることが出来るのです・・。と。

 

 

 

 

 

「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」

 

これは、わたしへ・・あなたへ捧げられる音からの宣言だと感じています。

Yちゃんとご主人・・ご家族・ご親族様・ご友人様が

おしあわせでありますように。

 

どうかピアノを弾くすべての方が・・・、音楽に心を開くすべての方が

どんな時も音のやさしさが  伴ってくれている神秘にきづくことができますように。

 

どうぞ、あたたかくお過ごしくださいね。

 

 

さいたま市 隠れ家的なピアノ教室でありたい・・。

              まえだやえこピアノ教室   まえだやえこ

 

 (この薔薇は素晴らしい写真家でもいらっしゃる片柳神父様撮影です。神父様、ありがとうございます!)