こんにちは!いよいよ紅葉の最も美しい頃となりましたね。
いかがお過ごしですか。お読みいただきありがとうございます。
今日は「この教室の願い」がテーマです。よろしければお付き合いください。
はじめに一つ質問をさせてください。「あなたがいつか天国に帰っていくときにピアノを習って得た何を持ち帰りたいですか😊。」え?天国??なんじゃあ・飛躍しすぎ!!(笑)
そうですね!すみません。。
けれどもきっと私たちの生涯はあっという間に過ぎていくものだと思うのです。
そう考えればそのあっという間の生涯の中で向かうピアノの時間はとっても貴重だと思いませんか😲その貴重な時間にピアノに座りピアノを弾き、定期的にレッスンで弾く。
さて、ピアノと関わる時間に何を感じて、何をご自分に残したいでしょうか。
私たちはお子さんにとっても、大人にとっても毎日すべきことが多いです。(宿題・家庭や学校の中での約束事。お仕事や家事、お付き合いなど。)
そのすべきことはとても大切ですし、このことを丁寧に行うことを通して成長するのだと思います。しかし、ピアノはすべきことでしょうか?「え?だって習っているからすべきでしょう(# ゚Д゚)」はい、もちろん弾いてほしいです。でもその原動力は自然に湧いてきていますか?「したい!」ですか?習い始めたときのワクワク感は今も続いていますか?
お話の方向を少し変えさせてください。
実は私はピアノを弾く以前にもっともっと大切なことがあるように思っています。
何より大切なこと・・
それは、「私は何に幸せを感じているか。何を願って生きていきたいか」。
そしてこのことを折に触れ考え、自分なりの生き方を見つけていくこと。
私という存在を 木 に例えるならば、このような問いの私なりの答えが 幹 であり 根っこ を作っていくと思うのです。
それを思いめぐらすことができる時、初めてすべきこと 枝葉 にも価値を感じ、落ち着いて行えるのではないかと思うのです。
さて、あなたのピアノはあなたの根幹を満たしていますか?
音楽の無条件の愛はあるがままのあなたを包みます。
あなたはあなたのままで素晴らしい。変えなくてもよい。
そのやさしさに包まれていることを知り、あなたの根っこ・幹(根幹)にそのあたたかさが満ちていく時、心はくつろぎ ほっとし、自然に本来のあなたらしさに向かうでしょう。
そしてもともと与えられているあなたの美しさへと変えられていくでしょう。
弾きながらこの喜びを深めていってほしい・・・。これが当教室の願いです。
そしてこれこそが音楽の願いだと私は受け取っています。
お読みくださりありがとうございました。
落ち葉のじゅうたんを歩く音・・。「カサカサ・サクサク」が聞こえてきそうな肌寒い秋の日。
今日もあたたかくお元気でお過ごしくださいね。
さいたま市緑区道祖土 音の響きに満ちる空間・・まえだやえこピアノ教室
コメントをお書きください
まえだやえこ (火曜日, 29 11月 2016 09:12)
・・お知らせ・・
「あなたはそのままで素晴らしい」の文章は11月23日に掲載いたしましたが、ブログ管理の際に操作を誤り、一度消えてしましました。そのため再掲載させて頂きましたので日付は29日となりました。紅葉最も美しい時期が過ぎましたので日付と文面に時間差が生まれてしましましたが、ご了承ください。
まえだやえこ (火曜日, 29 11月 2016 09:35)
昨日、素敵なコメントをお寄せくださった方がいらっしゃいました。うれしく読ませて頂き後でコメントをさせて頂こうと、先に他のブログ管理をしておりましたら、操作を誤って消してしましました。大変・・大変・・・申し訳ございません。コメントくださったのはお二人のお子様にピアノを習わせておられるお母様からでした。ピアノは習っているから練習しなくてはいけないものとご自身の子供の頃も、またお子様達にもそう思っておられたそうです。それでついお子様たちに「練習しなさい」とおっしゃられ気まずくなられるそうです。しかし文面をお読みになって、生活の中で自然に弾きたくなるピアノへのヒントを感じてくださったことが記されていました。コメントをありがとうございました。どうかまたお声をお寄せくださいね。お待ちしています。まだまだホームページ管理操作に慣れていないものですが、お読みくださる方がいてくださり、時にはコメントを寄せてくださる方もいらっしゃること、本当にありがとうございます。感謝を込めて。まえだやえこ
武田 美千香 (木曜日, 01 12月 2016 13:59)
弥生子先生のフログはいつも自分の中心にあるものに向き合わせてくれる投稿です。
>>あなたがいつか天国に帰っていくときにピアノを習って得た何を持ち帰りたいですか
の答えです。私の場合、
果たして天国から来たのだろうか?天国に帰る事ができるのだろうか?という根本的な疑問はさておき、ピアノが弾ける自分のままで帰りたい、そこで弾ける曲が無限大だといいのですが、どれか1曲と言われたら。。。
先ほど調律を済ませたばかりの気持ちの良い音で迷いに迷った結果。。。
ベートヴェンソナタop.109とショパンの幻ポロ、リストのソナタ、ブラームスの6つの小品op.118を持って帰りたいと、辛うじて4曲に絞りました。
一生、いいえ、死んでからも弾き続けていきたい曲たちです。
何に幸せを感じているか、何を願って生きていきたいか。。。
何年も何十年もかかるかも知れませんが、いろんな事に触れ、学び、経験して徐々に理解していくものだと思います。
未来に希望が無限にある子供達にはいろんな事に触れて、その中で自分を高め、感動し、その事に誇りを持って生きていって欲しい。
そのいろんな事の中の1つとしてピアノを加えてもらえるべく、私たちは試行錯誤してるのですよね。
頑張りましょう!
まえだやえこ (木曜日, 01 12月 2016 15:42)
美千香先生のピアノの響きがまるで聴こえてくるような、その音色に心潤されるようなメッセージ。ありがとうございました。美千香先生の文章を通して、天へ召される その時、生涯に愛し弾き紡いできた曲が全きひとつとなって天へ天へ誘ってくれるのかなと、ふと感じました。